株式会社and° 結の館 昼の部

入場券は、
要りません。

ここは、株式会社and°——AIで動画・漫画・Webをつくる会社——が、「人を集めるために作った仕事」を額装した、公開の事例集です。

指で赤い線をなぞると、白黒の下書きに色が入ります。私たちの仕事は、いつもこの順番で進みます——白黒で作り、確かめてから、色を入れる。

履歴書に赤ペンで&を書く場面の白黒の下書き
さわれる額装『&の色』の一場面(キャストは描き下ろしの架空の人物です)

第二室 上映室

まず、62秒だけ。

『&の色』——and°の採用動画です。夜の街から始まり、履歴書に赤ペンで「&」を書くまで。再生すると音が出ます。

62秒この62秒の判を押した人間——石川 直輝(and° 代表)。作画と声は、機械の手。判は、人。

三部作は、姉妹館 and° PICTURES で上映しています。

第三室 工程の間

AIが作り、人が決める。

その署名が、色です。ここには、完成品ではなく決めた痕を掛けます。

ボツの譜面。

and°のテーマ曲は、四つ作らせました。まず機械の耳が一曲ずつ採点し(8点未満は脱落)、残った曲を聴き比べて、テーマ曲を一つ選びました。通らなかった譜面と、その理由を、実文のまま。

譜面A『白黒からカラーへ』——テーマ曲に採用聴き比べの判は「前半の深いタメ。気品ある開花の落差が、最も美しい」。
譜面B——ボツ(単独採点 6.5/10)「打ち込み感。ストリングスのベタ塗り。点火のアタックが足りない」。聴き比べに進めなかった。
譜面C——テーマ曲としてはボツ(単独採点 9.5/10)聴き比べで「前半から情感が豊かで、静寂との落差が弱い」とされ、Aに敗れた。この曲は採用動画『&の色』の本編に敷かれている。
譜面D——ボツ(単独採点 4/10)点数だけが残った。聴き比べに進めなかった。

出荷の判。

出す前に、機械と目で検品します。『&の色』に押した判を、そのまま。

文字起こしの機械検品全台詞、台本と一致。
耳の検品「マーケと、エーアイ」は「マーケットAI」に聞こえる——読み違いを2件捕まえ、録り直した。
目視の検品全カットの頭と尻を2フレームずつ。吹き出しの被り、ゼロ。
音量の判-16.0 LUFS。スマホの小さなスピーカーでも、声が痩せない数字。

道具は世代で入れ替わる。この館は、道具の名を刻まない。

突き当たり

ここから先は、名刺一枚。

本日の夜の部は、名刺をお持ちの方のみ。

この扉の内側に立つ方法は、二つ。
名刺一枚か——ここで働くか。

この壁の続きを作る人を、探しています。

館長 石川 直輝

and° 代表。「腹を抱えて笑おう。」

銘板の筆は、AIの学芸員。

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